岡山県倉敷市中心部と水島コンビナートをつなぐローカル線「水島臨海鉄道」
水島臨海鉄道の旅客車両の半分が昭和の旧国鉄時代のもので、とても希少価値の高い車両で鉄道マニアからも注目を集めています!
そんな水島臨海鉄道では、車両の運転体験が出来るイベントが不定期で開催されています!
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Contents
水島臨海鉄道ってどんな鉄道?
水島臨海鉄道は倉敷市中心部の倉敷市駅から工業地帯のある水島コンビナートまでのおよそ15㎞をつないでいます。
昭和18年に、旧国鉄と連携して臨海部から航空機の部品を運搬するために作られました。
その後、沿線に住む人の通勤や通学など生活の中でも利用されるようになりました。
現在は工場で作ったものを運ぶ貨物と旅客の両方が同じ線路を走る西日本で唯一の臨海鉄道となっています。
全国に2両だけ!「キハ205」
不定期で開催されている車両の運転体験は、募集が始まると1時間ほどで定員に達する人気イベントなんです!
今回は「キハ205」を生中継で運転させていただきました!!
キハ205は昭和35年に製造された車両で、国鉄が1000両以上 大量製造した形式です。
しかし、今は全国に2両しかなく そのうちの1両を水島臨海鉄道が所有しているんです!!
車内も旧国鉄時代の雰囲気が残っています。
ブルーのシートは国鉄時代のものを再現しました!
注目ポイント①車内に扇風機!
車内には扇風機がついています。
真ん中には、国鉄時代のマーク「JNR」があり当時の面影が感じられます。
注目ポイント②栓抜きや灰皿まで?!
窓側には栓抜きや灰皿までついています!
電車の中でたばこが吸えた時代に驚きです・・・
また車内で瓶の飲み物を販売していたので、蓋を取る栓抜きが付いています。
注目ポイント③CFでよみがえった「キハ205」
キハ205は老朽化のため2017年3月19日に運行を終了。
貴重な車両ということから令和3年にクラウドファンディングでエンジンの修理費用を募ったところ、全国から2300万円の寄付が集まり、見事生まれ変わりました!
キハ205は通常の運行では走ることがありません。現在はイベントでのみ乗ることが可能です。
いざ!キハ205を運転体験!!!
まず、運転にあたっての事前講習を受けます。水島臨海鉄道の歴史や操作方法を学びます。
いざ!運転席へ!!!
右のブレーキを解除して、左のアクセルを回していきます。
ゆっくりと車両が動き出します。
運転席の窓からは、全面が見渡せて爽快感が感じられます・・・
手のひらか車両の振動が伝わってきました。
ゆっくりとブレーキをかけて停まろうとしたものの、急ブレーキに!!
皆さんも車両を運転をする時にはお気をつけください💦
運転体験の様子を動画で紹介!
今回、水島臨海鉄道で運転体験した動画はYouTubeで公開しています!
ぜひご覧ください♪
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運転体験の詳細
運転体験は不定期で開催されているイベントです。イベントでは300mほど運転することが出来るそうです!
次回は2023年1月29日(日)に開催予定で募集は先着順です。
申し込み方法や募集開始の日程は水島臨海鉄道の公式Twitterで案内予定。運転する車両はキハ205以外の車両となる予定
初運転!!!ドキドキです!!!