倉敷の隠れ家「そば処ふくいち」で出会う「そば粥セット」 在来種で打つこだわり蕎麦が魅力！

倉敷市藤戸町にある「そば処ふくいち」は、そば職人の横山さんが腕を振るう、こだわりのそば屋さんです。

今回は、ここでぜひ味わってほしい「そば粥セット」を中心に、店の魅力をたっぷりとお伝えします。

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定年後に始めた蕎麦屋めぐりが、こだわりのそば職人に！

倉敷市藤戸町の幹線道路から住宅街に少し入っていくと現れる「そば処ふくいち」

民家を改装した隠れ家的な佇まいが期待を一層膨らませます。

そば処ふくいちは、横山さんご夫妻が定年後の2016年にオープンしたお店です。

定年後の趣味として全国の蕎麦屋を巡っていたそうですが、ついには九州の名人のもとへ通って修行するまで蕎麦の魅力に引き込まれ、お店を構えるまでに至ったそうです。

美味しくて香りのいい蕎麦を提供するため、使う蕎麦粉や水にもこだわっているのが、そば処ふくいちの魅力です。

最初から最後まで「蕎麦づくし」のサービス

お店に入って注文するとまず、蕎麦茶と蕎麦豆腐が出されます。

「最初から最後まで蕎麦づくしで楽しんでもらいたい」という思いが込められています。

そば処ふくいちでは、福井県の在来種のそば粉を使用しています。

「在来種は昔からそこにあった古来の蕎麦なんです。香りも味も全然違うんですよ」

最初に出される蕎麦豆腐から、そのこだわりが存分に詰まっています。

そば粥セットで、そばの新しい魅力を発見

そば処ふくいちでぜひ頼んでほしいメニューが「そば粥セット」（1,400円）。

このセットには、もりそば（またはかけそば）、そば粥、そしてぜんざいが含まれています。

そば粥は、そば粉を炊いて作る珍しい一品です。

「そばの一つ一つの実の中に、層がたくさんあるんです。それを丁寧に炊き上げることで、そばの深い味わいを楽しめるんですよ」と説明してくれました。

セットでついてくるぜんざいも、おそば屋さんならではの逸品！

蕎麦粉でつくったお団子が入っているんです😋

メニュー表にあるそば粥セットは、二八蕎麦のもりそばか、かけそばのセットとなっていますが、どのメニューでも＋540円でそば粥セットにすることが可能です。

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そば処ふくいち 店舗情報

「そば処ふくいち」では、職人の技と心のこもったそばを味わえます。

福井の在来種を使った十割そばや、珍しいそば粥など、そばの新しい魅力に出会えるお店です。

湯掻く蕎麦によってお湯を変えたりと、丁寧に作られているため、土日などの混雑時には蕎麦が提供されるまで時間がかかることがあります。

時間のゆとりがある日に、ゆっくりと蕎麦を味わいに行ってみてはいかがでしょうか？