昼休みが始まる5分前。私は「ちょっとトイレ」と言い残し、そのまま倉敷の路地へ消えた…
行き先は美観地区のさらに奥——通称”オククラシキ”。悪いのは私ではなく、あの薪の香りである🔥
今回の「らんらんランチ」では、“すだち酢社長”こと竹内がおすすめする倉敷の隠れ家イタリアン『くらしき 窯と南イタリア料理 はしまや』を紹介します。
- 倉敷で、日常を忘れるような特別なランチを探している方
- 食材の背景やストーリーも一緒に味わいたい、本物志向のグルメな方
- 大切な人と、静かで上質な時間を過ごしたい方
「らんらんランチ」では倉敷周辺のおすすめランチ店をグルメ好きのトクもりっスタッフやトクもりっライターがそれぞれの目線で紹介。ほぼ毎週金曜日に更新しています🖊
スポンサーリンク
美観地区の奥に佇む、大人の隠れ家『はしまや』

倉敷駅から徒歩約20分、美観地区の東端にひっそりと佇む古民家改装の一軒「くらしき 窯と南イタリア料理 はしまや」

創業は2010年4月29日。先祖代々続く呉服店の名を未来へ残すべく、その屋号を受け継いだ——という話を聞いた瞬間、私の”経営者センサー”が静かに鳴った⚡
店名には歴史がある…
それだけで、ランチの価値が一段上がる気がするのは、社長の職業病だろうか😕
一皿ごとに季節が巡る、“旅するランチ”
今回いただいたのは「スペシャルランチコース(9,000円)」🍽
テーマは「春の終わりから初夏へと移り変わるストーリー」。2時間半をかけて、一皿ずつ季節が動いていく。

最初に運ばれてきた前菜、瀬戸内・淡路の天然太もずくは、もちもちとした弾力が心地よく、新玉ねぎのシャキッとした食感と好対照。冷たいトマトとコンソメのソースが口の中でスッと溶け込み、青唐辛子のピリッとしたアクセントが背筋をただしてくれる😋

一口めで、デスクに積んだ請求書の山が、ふっと霞んだ気がした

続いて登場したのが、明石浦漁港のサバ(角切り)。
藁で表面を炙り、薪で焼いたトマトの酸味、吉田牧場のモッツァレラチーズ、人参のペーストが重なる一皿は、まるで”料理の名刺”。ふわりと漂う藁の燻香が食欲をたたみかけてくる。

料理が運ばれてくるたびに、ふわっと立ち上がるあの香りがね… もう“食べる前から美味しい”

木の芽の花を練り込んだ自家製フォカッチャは、ほのかな山椒の風味が鼻腔をくすぐり、ひと口食べるごとに手が止まらない。

淡路のアイナメ南蛮はパリッと焼き上げられ、シェリービネガーの甘酢だれと新玉ねぎの2種の食感(シャキシャキ×ねっとり)が絶妙なハーモニーを奏でる。

フランス産ホワイトアスパラガスは丸1本、ビーガン自家製マヨネーズと合わせた一皿で、素材そのものの甘みと青みが贅沢に主張する。

このアスパラ、うちの新入社員より堂々としている

前菜の最後、5品目はまながつお🐠皮目を香ばしく焼き上げ、ホタルイカとたけのこのタルタルを木の芽のテーストで味わいを入れている。
春のふきのとうを溶き込んだ軽やかなスクランブルエッグが、海の旨味と山の香りをやさしく結んでいる。

手打ちのパッパルデッレは山菜とアサリのだしのソースで仕上げられ、太麺のもちもちした歯ごたえに、だしの旨みが染みわたる。

そしてメインの天草産ホロホロ鳥——塩だけで味付けされたこの一皿こそ、楠戸シェフの哲学が凝縮されている。
原木しいたけの香りとスパイスのソースが、あえてシンプルな主役を上品に脇から支える。「素材を信じる」という覚悟が、フォークを通じてこちらにも伝わってくる。

最後にデザートと食後のドリンク、この日のデザートは鳥取万葉牛の堆肥を肥料とした自然栽培の黒豆の黒豆茶を使ったパンナコッタ
量感としては「食べた」という満足感がしっかりあり、2時間半の滞在は全く長く感じない。むしろ、会社に戻るのが惜しくなる…
【今回紹介したランチ🍽】
・スペシャルランチコース
【価格】 9,000円(税込)
※万葉牛追加 +2,500〜3,000円
これは“接待”ではない。“自分への投資”だ


これは”接待の切り札”ではなく、”自分への投資”だと確信した。
派手さがない、だからこそ記憶に残る——それがはしまやの料理だ。
薪の香り、季節の移ろい、食感のコントラスト。一皿ごとに物語があり、2時間半後には「また来たい」ではなく「いつ来られるか」と手帳を開いている自分がいる📝

接待・会食・自分へのご褒美、どのシーンにも対応できるが、私が最も推したいのは「大切な人との、静かな午後」。
完全予約制のため、急な思いつきには応えてくれないが、それもまたこの店の品格である。倉敷グルメの中でも、ちょっとリッチなランチを探しているなら、迷わずここを選んでほしい。
すだち酢社長 竹内 👔 美味しい店を発掘して食べ歩くことが何よりの趣味で、グルメサイトのエリア大賞を受賞するほど食には妥協せず、地域の魅力的な味を追求し、心身の糧にしている。美食と経営の共通点を語らせたら止まらない、根っからのグルメ社長 😋
スポンサーリンク
店舗詳細

2010年にオープンした「くらしき 窯と南イタリア料理 はしまや」は、倉敷市指定重要文化財に指定されている楠戸家住宅の6代目・楠戸伸太郎シェフが営むお店です。「ミシュランガイド岡山2021」にてグリーンスターも獲得しています🏆


店内にはカウンターとテーブル・個室があり、お食事をゆったりと楽しめる空間になっています。

お店から100mほど離れた場所に7台ほど停められる専用駐車場があります🚙
| 住所 | 岡山県倉敷市東町2-4 |
| 電話 | 086-697-5767 |
| 営業時間 | ランチ 12:30スタート ディナー 19:00スタート ※前日までに要予約 |
| 定休日 | 火曜日(水曜日はディナーのみ) |
| @hashimaya.neo.2010 |
前回の「らんらんランチ」はこちら!
次回の「らんらんランチ」は?!
倉敷で行きたい!隠れ家カフェのからだとココロにやさしいランチを紹介!!















