午前11時25分。私は「少し席を外してくる」とだけ告げ、会社のスタッフを連れて会社を後にした。向かった先は、オフィスから徒歩でも行ける距離にある「EYOHAKU」だ。
実はここ、初めて訪れる店ではない。季節ごとに表情を変える料理と心地よい空間に惹かれ、折に触れて足を運んでいるお気に入りの場所である🌿
今回は期間限定のアフタヌーンティーランチが始まったと聞きつけ、いても立ってもいられず再訪。結婚式場でありながら、日常を少し特別にしてくれるランチが楽しめるのもEYOHAKUならではだ。
今回の「らんらんランチ」では、”すだち酢社長”こと竹内が季節と余白を皿に盛る倉敷の特別なアフタヌーンティーランチをご紹介します。
- 忙しい日常を忘れ、ゆったりとした時間を過ごしたい方
- 旬のフルーツや野菜を使った美しいアフタヌーンティーを味わいたい方
- 記念日や女子会、大切な人との特別なひとときに利用したい方
「らんらんランチ」では倉敷周辺のおすすめランチ店をグルメ好きのトクもりっスタッフやトクもりっライターがそれぞれの目線で紹介。ほぼ毎週金曜日に更新しています🖊
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目次
“余白”という名の結婚式場が、ランチの概念を書き換えた

倉敷駅から車で約10分。ハローズ羽島店を目印に進むと、その名も「EYOHAKU」が姿を現す——2019年創業、八藤弘シェフが腕を振るう結婚式場だ。
店名の由来を聞いて、私の”経営者センサー”が静かに、しかし確実に反応した⚡
漢字で書くと「余白」。何色にも染まっていない、湧き上がる素直な感情を大切にしてほしい——という思いが込められているという。さらに「E」には、縁をはじめとする幸せになる言葉が多い、というオーナーのこだわりまで宿っている。
店名にコンセプトが宿っている店は、料理も信頼できる。これは社長の経験則である。
一皿ごとに”ドット”が重なる、季節の贈り物
今回いただいたのは、「アフタヌーンティーランチ(4,400円)」🍽
8月1日から9月30日までの期間限定で、倉敷市新田の「FLOWER SHOP PEPE」とのコラボレーション企画だ。
テーマは、ドットをイメージした植物性素材の優しさと、季節の恵み🌿✨

完全予約制で、①11:30〜②13:30〜の2部制、各90分。前日16時までの予約が必要で、2名様からとなっている。
コースはセイボリー(塩味系)とスイーツに分かれ、見ているだけで会議室の天井が遠のいていく構成である。
セイボリーで”満足の土台”を作る

まず登場したのがカプレーゼ——ツリーに見立てたグミ風の一口サイズが、目にも舌にも可愛い。アミューズとはいえ、侮れない存在感だ。

海老とアボカドのサラダはゆずのドレッシングで仕上げられ、夏らしい清涼感がひと口めから弾ける。続くとうもろこしの冷製スープにはビーツが泡立てて混ぜ込まれており、栄養価を上げながらも見た目の愛らしさを損なわない——この”一石二鳥”の姿勢が、社長としては刺さる💡

ビーツ入りです、と言われた瞬間、なぜか経営判断が冴えてきた気がした

よもぎとリコッタチーズのキッシュは、山の香りとチーズのまろやかさが穏やかに絡み合う。
そしてホタテと枝豆のタルタル——ホタテの甘みと枝豆のぷりっとした食感が一体となり、「前菜なのに、これで終わっても満足できる」という危険な感情が芽生えてくる。

メインのサルシッチャと夏野菜のグリルは、岡山県産サルシッチャを使った一皿。一口かじると、ジューシーな肉汁がじゅわっと広がり、ボリュームも申し分ない。
スイーツへ向かう前の「しっかり食べた」という確信をここで得る——この流れの設計が見事だ。
スイーツで”余白”が完成する

セイボリーの後、まずシークワーサーのジュレが口をリセットしてくれる。ドライフルーツ、マスカット、ブルーベリーがちりばめられたその清涼感は、夏の午後に打ってつけだ。
桃のブランマンジェはアーモンドミルクの香りと旬の桃が寄り添い、冷たい口当たりの中に果実の濃さがふわりと残る。
よもぎのシフォンケーキはパートフィロのパリパリ食感が楽しく、マスカットのティグレはフランスの焼き菓子の中にマスカットのジャムと果実が1粒——「一粒の贅沢」とはこういうことか、と静かに悟る。

ティグレを口にした瞬間、午後の商談資料のことは、完全に消えた
レアチーズとアサイーのミニパフェは、まろやかなコクと深い果実感が重なり、甘さがスッと抜けていく後味が上品だ。
締めくくりはマスカット・バナナ・マンゴーのタルト——一口ごとに表情が変わるという表現が、比喩でなく文字通りそのまま成立する。
食後のドリンクは11種類が飲み放題。マリアージュ フレールの紅茶3種にフレーバーティー、コーヒー、ジュース類まで揃っており、90分という時間が惜しくなる充実ぶりである☕
余白は、最上の接客が守っていた

滞在90分、量はたっぷりでありながら体が重くならない。食材の鮮度と、季節を丁寧に重ねた設計の賜物だろう。
特筆すべきは接客だ。結婚式場としての洗練されたホスピタリティが、ランチの場でも静かに発揮されている。「気が利いているのに、圧迫感がない」——このバランスは、14席規模の隠れ家フレンチや古民家イタリアンとはまた異なる、式場ならではの”おもてなしの文法”である。

次は大切な人を連れて来よう——手帳を開いたのは、タルトの最後の一口のあとだった
4,400円という価格帯は、「ちょっとリッチなランチ」の中でも手が届きやすい部類に入る。接待にも、自分へのご褒美にも、そして「大切な記念日の昼」にも、このお店の余白はどんな感情でも受け止めてくれる気がした。
倉敷グルメの中で”季節と余白を同時に味わいたい”なら、迷わずここを選んでほしい。予約の電話を入れる手間さえ惜しまなければ、あとはEYOHAKUが全部引き受けてくれる🌿
すだち酢社長 竹内👔 美味しい店を発掘して食べ歩くことが何よりの趣味で、グルメサイトのエリア大賞を受賞するほど食には妥協せず、地域の魅力的な味を追求し、心身の糧にしている。美食と経営の共通点を語らせたら止まらない、根っからのグルメ社長😋
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店舗詳細
| 住所 | 岡山県倉敷市羽島751-1 |
| 電話 | 086-436-6692 |
| 営業時間 | OPEN 11:30 / CLOSE 14:30 (オーダーストップ14:00) |
| 定休日 | 毎週火曜日・水曜日(祝日を除く) ※結婚式等貸切の際はランチ営業なし |
| 駐車場 | 50台 |
| @eyohaku_restaurant |
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